最近、サーバをLolipopから話題のConohaWingに乗り換えました。
使用感としてはとても良く、当たらなければどうということはない!…もとい、めちゃめちゃ早いです。
特に快適なのはWordpressのダッシュボード等編集画面。ここの画面遷移が格段に向上し、ストレスフリーとなりました。
※乗り換え方法はまた別途ご紹介したいと思います
しかし…
何故かものすごく速度が低下している…体感速度は上がってるのに。
最近PageSpeedInsightsをしていなかったため、いつからこの状況なのかわからないのですが(サーバ載せ替え前に調べておけばよかったと後悔)、それにしてもこれは遅すぎる…。
原因を調べてみたところ
「第三者コードの影響を抑えて下さい」で「第三者コードによってメインスレッドが2,060ミリ秒間ブロックされました」との表示が。
なかでも「Google CDN」とやらが1,733msもブロックしている…。
検索しても検索しても「Google CDN」という言葉自体ほとんど出てこず半分あきらめていたところ、解決方法がわかりましたのでご紹介いたします。
「Google CDN」が長時間ブロックしている原因は…reCAPTCHA v3が原因だった!
文字の通り、「Google CDNが長時間ブロックしているのは、ContactForm7で使用していたreCAPTCHA v3が原因」でした。
reCAPTHAとは、スパム防止のために設置するもので、以下のようなものです。
皆さんも一度は見たことがあるものではないでしょうか?
こちらはv2ですが、現在はv3になっており、チェックボックスなしで勝手にロボットか判断してくれるようになっています。
以前、一日に何百というスパムが問い合わせフォームから送られて来た際に導入したreCAPTCHA。まさかこんな弊害が出ようとは…
大体、「Google CDN」も「reCAPTCHA」も「PageSpeedInsights」もgoogleのなんだから、そちらで対応してくれよ!と文句を言っていても始まらないので、ちゃちゃっと対応いたします。
「reCAPTCHA v3」の解除方法
さて、reCAPTHA v3の解除方法ですが、これは特に難しいことはありません。
以下の画像の通り、「お問い合わせ」▶「インテグレーション」▶「reCAPTHA」を表示し、インテグレーションのセットアップをクリックします。
reCAPTHAの情報画面になりますので「キーを削除」
これでreCAPTHAは解除されました。
reCAPTHA v3解除後のPageSpeedInsightsの状況
解除後にPageSpeedInsightsを行ったところ、
スコアが「25」▶「51」まで上昇していました。
肝心の「Google CDN」は…
ブロック時間が「1,733ms」▶「177ms」となりほぼほぼ10分の1となりました。
まとめ
結果として、PageSpeedInsightsのスコアは改善されました。しかし、せっかくスパム対策のためにいれたのに、またスパムの脅威にさらされるという…
なにか別の方法でスパム対策を行うことが急務ですね。
皆様も、くれぐれも速度だけにこだわることなく、スパム対策もしっかり行ってくださいね!